思えば3月。
震災の報道を見ながら
「あ~、私、
仮にも医療関係の勉強をしているけど、被災地にいたとしても何の役にも立たないな~」
と思ったのがキッカケ。
それからネットですぐに赤十字のHPを調べて、このゴールデンウィークに救急法の講習が
あるのを発見。
3月半ばには申し込みしていたような・・・。
ゴールデンウィークの期間は毎年人気があるらしいのですが、なんとか抽選にも当たり、
4月28、29日、5月3,4日の計4日間、毎日朝9:30~16:30までみっちりと講習を
受けてきました。
正直に言えば、もうちょっとユルイ感じの講習のイメージを思い描いていきました。
でも、いや、意外と、というのはなんですが、ハードでした。
4月に右腰を痛め、かばっていたせいか右膝もかなりビミョーになり、おまえに五十肩???
みたいな満身創痍な身体で参加。
立ったり、座ったりが多かったので膝腰にかなりこたえ、毎日帰りにはぐったり。
内容的には次から次へと新しいことを覚えていく感じ。
望んで参加なのに、いやー、ほんとにシンドかった。
(でも、かなり充実しました。)
初日は一次救命。
いわゆる心肺停止している人の救急処置を学びました。
午前中は講義から入り、その後実習に。
街中にはAEDがあちこちに設置されていますが、全く使い方を知らなかったので
非常に興味深く参加。
人形に人工呼吸に胸骨圧迫マッサージ・・・・
うわ・・・高齢者だったら骨折れちゃわないかなぁと思う勢いで押す人や、あきらかに
肋骨に手が入っている人もいましたが、ペア同士や先生方の指摘で少しずつ修正していく。
自分で「あら?」 と思ったのが、他の人よりも胸骨圧迫マッサージがきつそうではなかったこと。
もしかして、指圧や按摩の授業で体重移動を勉強していたから? と思ってみたり。
実習は受講者30名に対して常に指導員が5~8人くらいいて、
デモ → 説明付きデモ → 説明されながらやってみる → 説明なしでやってみる
の繰り返し。
当たり前といえば当たり前ですが、先生方の技術の習熟度が高く、準備やデモもスムーズで
モタモタした感じの方がいなくて、本当に段取り良く進んでいく様子にうっとり。
「きちんとした技術をいかに効率よく伝え、きちんと身につけさせていくか」
ということをきちんと考えて指導員の方が動かれているのがすごくよくわかりました。
人によって受け取り方もあるかもしれませんが、私はとても素晴らしいなと思って見ていました。
誰かにものを教えるのであれば、あのくらいの準備や知識・技術・志をもってからだなぁと
考えさせられました。
学校の実技もこんな感じで3年間だったら・・・
居眠りしたり、おしゃべりする人、けだるそうにしてる人は皆無。
(そんなだったら一緒に参加している人に迷惑かけるし・・・)
互いに無駄なくドンドン実習しあい、今よりもっとガンガン技術が身について、
卒業頃にはかなり使えるようになっていた・・・・かも?・・・と思ってみたり。
あ、まだ卒業してなかった。
まだガンバれる・・・・゚ヽ(>д<;)ノ アセアセ
諦めずにもっと頑張れ、自分。
とはいえ生徒30名に対する実技授業で、指導員のあの人数構成は普通に考えて
専門学校では不可能なので、ないものねだりはヤメ。
でも、いや、とにかく素晴らしかった。
初日の最後に一次救命に関する実技と筆記試験。
コレに通らないと残り3日の応急処置の参加できないので、必死。
実技は傷病者(心肺停止してる)の発見から救急車が来て引き継ぐまで。
自分覚書としては、AEDのパッドを傷病者の体に貼る前に
・毛
・ペースメーカー
・パッドを貼る部分(胸部)の水分
・アクセサリー
・貼付薬
のチェックを忘れそうになるので、忘れないように!
あ、それと同じく自分覚書。
人工呼吸で息を吹き込んだ後に、傷病者の鼻つまんでいたのをゆるめるのも忘れずに!
座学の試験の合格には4択10問中8問以上の正解が必要。
(ありゃ、あはきの国試よりも正答率が求められる(笑))
恥ずかしながら午前中の講義でところどころ意識が飛んでたので
真面目に心配でしたがなんとか合格。
取り敢えず、のこり3日も参加できることになりました~。
後半は次のUPで上げます。
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